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競技によって違う!プールの水温と見どころ Part.1

7月26日、いよいよオリンピックがフランス・パリで開催されます!

オリンピックの水泳競技は、競泳、飛込、水球、アーティスティックスイミング、マラソンスイミング。
マラソンスイミングを除き、いずれも屋内のプールで実施される競技ですが、実は競技によってプールの水温が異なるのをご存知ですか?

以前ご紹介した、一般的な遊泳プールの適温は29〜31℃。
オリンピックなどの公式競技では、スイスにある世界水泳連盟によって水温の基準が定められています。
世界水泳連盟に加盟している、公益財団法人 日本水泳連盟の資料より、各競技の適温をご紹介します。

オリンピックの花形競技!競泳

まずは、オリンピックの第1回大会から実施されている競泳。
自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの4つの泳法でタイムを競う、オリンピックの花形競技のひとつです。

競泳の水温は、競技中を通じて常に25℃以上 28℃以下に保たれるように定められています。
また、多くの選手が参加する競技のため、昇温・冷却の設備、清浄な水質を確保するための循環ろ過装置、減菌装置を必要とします。

0.01秒のスピードを競う競泳選手にとって、プールの波は大敵。
競技中に循環ろ過装置を稼動させる場合には、明らかに感じられる流れを作ってはならないという規定もあります。

個人種目は0.01秒を争うスピードはもちろん、水中カメラによる鍛え上げられた選手たちの美しい手足の動きも見どころのひとつです。

リレー種目は、各泳法のトップ選手によるオールスター対抗戦!
個人のタイムが上位でも、選手の引き継ぎ次第で順位の変動や逆転が起こるところも目を離せない競技です。

約2秒の芸術!飛込

続いては飛込。 3m・10mの飛込台から空中に飛び出し、着水までの一連の動作の技術、美しさを競います。

飛込競技の水温は、28℃以上と定められています。

また、飛込競技のプールでは、水面にさざ波を作ったり、底から泡を発生させたりする装置の設置が義務付けられています。
これは、選手の安全確保のため。
飛込の選手は、飛込台から飛び出したらほぼ垂直に水面を見るため、全く波のない状態だと、水面がどこだか分からなくなってしまいます。
そのため、さざ波や小さな泡を立てたり、横から散水して光を乱反射させ、水面の位置がはっきりと分かるようにしています。

飛込の見どころは、約2秒という短い時間で勝負が決まる「一瞬の美」。
ほとんど水しぶきが上がらないにも関わらず、ダイナミックな演技に注目です。

次回は水球とアーティスティックスイミングの見どころをご紹介!
デジョユプールでも、水温を調整できるヒートポンプ(昇温装置)をご用意しています。

水があれば、景色がかわる・・・プールがあれば暮らしがかわる。

デジョユジャパンでは皆様の思い描くプールライフを実現し安心してご使用いただけるよう、ご提案させていただきます。

家庭用プール、施設用プールの施工を検討されている方、お施主様をはじめ、設計される方もお気軽にお問い合わせください。

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