1.162019
公共施設プールの改修にデジョユが採用!
国内に置けるプール施設は平成27年の時点で3万577ヶ所あると言われ、このなかでも約9000箇所以上のプールが築35年以上を経過しているそうです。
全国的に改修時期を迎えているなか、(公財)日本体育施設協会水泳プール部会では、プールの改修方法にあたって、長寿命化を掲げています。
それは、
・大きな投資を必要とする新設が難しい
・災害時の活用による地域貢献
等が理由としてあげられています。
特に公共施設のプール改修のポイントは
・クラックや塗装方法が異なる本体の対応
・本体の内部鉄筋の腐食の対応
・学校など限られた時間での短期間施工
・投資費用を抑えた低コスト化
・ランニングコストの低価格化作業低減
・改修による漏れのない安全確保
があげられます。
下記写真は、学校用のプールとして採用されたものになります。
場所は東京都内にあり、25m×11mのプールになります。
性能が落ち燃費の悪い古いろ過機を使用することをやめ、またプールとろ過機を結んでいた水漏れを起こしていたかもしれない古い配管を使用しないで、大型のろ過機を4機プールサイドに設置することで、施工コスト及び施工期間を短縮することができました。
また、プール本体は元あったものを利用し、その上からPVC防水シートを貼ることで、元のプール本体のクラックや塗装状況及び内部鉄筋の腐食を修繕することなくできたのも、コストカットにつながった要因になります。
国内のプール施設の数の割に実績が少ないですが、世界トップクラスの実績と経験値をもとに、国内のプールが立たされている課題に貢献できればと思います。